第20回発表会(創立25周年記念公演)終了
- flamenco lorca
- 2018年12月23日
- 読了時間: 4分
ご報告が遅くなりましたが、12/16函館市芸術ホールにて、無事記念すべき第20回の発表会を終了いたしました。長くなりますが写真を交えてご報告させて頂きます。 (撮影 Photo箱 宮田一人さん) 今回は一部はクラシコ・エスパニョールでカルメンの名曲メドレー。


過去にオペラのカルメンを務め、存在感そのものがカルメンの石丸典子さん。 深みのある多彩な音色がとてもフラメンコだったバイオリンは鈴木葉子さん。
フラメンコに通常ない"楽譜"、その中のどこにもないギターパート。完全なオリジナルアレンジで見事なギターを絡ませて下さったフラメンコギターの山﨑まさしさん。 そして、ピアニスト伊藤亜希子さんのアドバイスと異ジャンル通訳のおかげで、無謀な音楽コラボを実現できました。バランスの良い伴奏、迫力の演奏、舞台にパワーが加わります。さすがでした。 クラシックの皆様にはPAを通してお聴きいただく事になり申し訳なく、
また皆様がお一人で主役として演奏されることが多いのに、この日は大変失礼ながら踊りの伴奏という位置でしたが、全力で一流の音楽を奏でて下さり、本当に感謝しております。お人柄も素晴らしい皆様が共演して下さったことがとても嬉しいです。
長い間CD音源で練習して来た生徒の皆さんも、徐々に音楽の素敵さが体に乗り移り、とても楽しそうに弾けていたように思います。本番最高でした!! 第二部はフラメンコ。後半はバタ・デ・コラの競艶。



一年間の練習の成果を発表します。今回は本当に皆さん良く集まって自主練を繰り返して下さり、ゲネプロの時点ですっかり安心。そしてどのグループも本番最高でした!!! 踊りの技術だけでなく、私たちが日頃から大事にしている、演奏の皆さんと呼吸を合わせること、素晴らしい音楽を自分たちの体を通して聴いて頂くこと、そして表情豊かにお客様へ伝えること、メンバーも息が合って全てが上達したと感じる大満足の発表会でした。皆さん素晴らしい!! お疲れ様!! 有難うございました。 二部のゲスト演奏は、カンテにEL PLATEAOさん、ギターに一部に引き続き山﨑さんと、なんと函館出身の山内裕之さん。

EL PLATEAOさんの表情豊かでパワーある歌! とても素敵な歌声でお客様も生徒さんも大感激!フラメンコ愛に溢れ、生徒さん達にも沢山アドバイス頂きました。
山﨑まさしさんは二部は楽譜から離れて翼が生えたよう。ギターソロでは超絶技巧が炸裂し繊細さと情熱、情感溢れる演奏でした!!弾き始めて間もなく共演者も度胆を抜かれ、声をそろえて「絶好調ですね!!」と称えあいました。
そしてギタリスト山内裕之さんには、この一年、何度も稽古伴奏にいらして頂き生徒さんを育てて下さいました。山内さんとは15年もの間、何らかの形で共に歩ませて頂いたと思っております。あなたなしにはロルカの今はありません!心から感謝!!
Corazón rojoから舞台監督の吉兼さん、照明に則武さん宮田さん、わざわざ名古屋からお越しいただき本当にありがとうございます。 corazón rojoだからハートは熱いんでしょうけれど、落ち着いて淡々と着々とお仕事を進め、時間がない中でも出来るだけ出演者を優先して下さいました。 『大丈夫!』『出来るよ』『任せて』、すーっとこういう一言が出てくる。 安心して良いんだ、と心穏やかに舞台に臨めました。これぞスーパー舞台監督!! 照明も仕込み時間がない中で作業して頂きましたが、出演者を引き立たせ、光と影と空気を見せてくれる、そんな素敵な照明でした。 岡田さんはじめ芸術ホールのスタッフの皆さん、難しい音響への取り組み、いつもながらの全力のサポート有難うございました!! 今回は外部からスタッフさんを招いたので、お互いに気遣うことがきっと色々あったと思います。好きな人たちに囲まれて舞台をやりたい、という私のわがままに快くお付き合いを頂き、感謝感謝です。
写真の宮田一人さん、自分たちでは見られない本番を素敵に美しく残して下さって有難うございます!! ビデオ・ザ・キッドの藤田さん、いつも変わらず応援の言葉をかけて下さって感謝です!! 全ての皆様を書ききれませんが、後援の文化団体協議会様と永倉麻貴後援会の会員様、ご協賛の皆様、北海道新聞社内田記者様、FMはじめ宣伝にご協力頂きました皆様、いさり火の皆さん、生徒様のご家族の皆様、足を運んでくださったお客様、応援して下さった全ての皆様、そして生徒の皆さんに感謝です。 25周年となりましたが、発表会後は初心に帰る気持ちで新たなカリキュラムに取り組んでいます。来年は12/1日、芸術ホールでの発表会を予定しております。
